2008年11月05日
Designer's Color Chart & Coloring Book
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デザイナーズ カラーリング ブック[基本色+配色見本帖]
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松田 行正が監修したカラーチャート&カラーリングブック。
上質紙やクラフト紙、コート紙など、いろいろな紙も織り込まれていたり、
ゴシック体と明朝体のフォントサンプル、ラインの太さのサンプルなど、
デザイナーのツボを押さえていて、かなり便利です。
日本の伝統食のカラーガイドを買いにいった横においてあったので、
値段も手頃だったので、思わず買ってしまいました。
投稿者 kei kawakami : 14:02
2007年04月02日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞!勝手に発表!!!
勝手に本屋大賞!勝手に大賞発表!!!

第一位
『風が強く吹いている』三浦 しをん (新潮社)
第二位
『一瞬の風になれ』佐藤 多佳子(講談社)
第三位
『夜は短し歩けよ乙女』森見 登美彦(角川書店)
04.『鴨川ホルモー』万城目 学 (産業編集センター)
05.『図書館戦争』有川 浩 (メディアワークス)
06.『終末のフール』伊坂 幸太郎 (集英社)
07.『名もなき毒』宮部 みゆき (幻冬舎)
08.『失われた町』三崎 亜記 (集英社)
09.『陰日向に咲く』劇団ひとり (幻冬舎)
10.『ミーナの行進』小川 洋子 (中央公論新社)
↓総評はこちら
10作品を一ヶ月ちょっとで読み終え、ついに勝手に本屋大賞が決まりました!
大賞は「風が強く吹いている」に決定しました。
正直、「風が強く吹いている」と「一瞬の風になれ」の2冊で迷いました。
ただ、どちらか迷ったあげくの最終的な決め手は、
1冊vs3冊ということでした。3冊が悪いという訳ではありませんが、
ただ、決めきれなかったので、一冊でストーリーをまとめ上げたということを評価し
「風が強く吹いている」にさせて頂きました。
正直、このノミネート作品10作品に対した差はないと思います。
どれもとっても面白かったです。面白くなかったら一ヶ月で12冊も読めなかったと思います。
3,4,5位の『夜は短し歩けよ乙女』『鴨川ホルモー』『図書館戦争』は
ユーモアに飛んでいて、新鮮でとても斬新でした。
僕的にはただ新鮮さだけでは押し切リたくありませんでした。
伊坂 幸太郎さんの『終末のフール』も相変わらずよかったです。
ただ僕が伊坂 幸太郎さんの作品を読み慣れてしまっていたので新鮮さが感じられませんでした。
宮部 みゆきさんの『名もなき毒』 も大変良くできていましたが、
僕的に悲しいストーリーなだけにこれが大賞にはちょっと僕的に悲しすぎるかなと思いました。
『失われた町』三崎 亜記はよく読むと、すごく深くて、緻密にストーリーが練られていて、
とても驚きましたが、最初のやはり取っ付き難さが気になりました。
劇団ひとりさんの『陰日向に咲く』は今年すごく話題になりました。
面白かったですが、やはり売れっ子作家さんの中に入ると抜け出すのは難しいですね。
ただ、まだ1冊目です。2冊目に期待したいです。
小川 洋子さんの『ミーナの行進』ですが、「博士が愛した数式」を読んでしまっていただけに、
ちょっと物足りなさを感じました。というか自分向きの本ではない感じがしました。
きっと女性が読んだら、また違った感じがするのではないかと思います。
結局最後は、僕の好き嫌いになってしまいました。
でもこれに参加した人はみんなそう判断するしかないぐらい、どの作品も面白かったです。
僕はすべて読み終えたとき、「あ〜終わっちゃったな〜。終わってほしくないな〜」という気持ちが残りました。
そして、その気持ちは
「風が強く吹いている」「一瞬の風になれ」の
2作品を読み終えたときに感じた気持ちと同じ気持ちでした。
それをそのまま素直にそのままランキングに反映させました。
いや〜とにかく実に面白いあそびでした。また来年もやりたいと思います。
なんか心が豊かになった気がします。
投稿者 kei kawakami : 20:25
2007年03月30日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.10
『一瞬の風になれ』
第一部 --イチニツイテ-- / 第二部 --ヨウイ-- / 第三部 --ドン--
佐藤 多佳子(講談社)
まさに青春!高校生活の3年間がきっちりと詰め込まれていて、
ページ数、内容ともに読み応えのある作品でした!
自分の高校時代を思い出し、ちょっと懐かしくなり、
もうちょっと一生懸命やりたかったなと思ったりもしました。
僕にとって、この本のストーリーがとても身近に感じ、3冊一気に読み切りました。
3年間を3冊で書いてあるので、ストーリーにとても深みがあります。
特に3年生になって、1年の時の話とかになると、すでに読んでいる部分のことなので、
自分が体験してきた事のように、鮮明に思い出し、懐かしんでしまいました。
そして、3年間を通して、主人公の成長を見続けて、なんか嬉しくなってしまいました。
何かに打ち込んで、1つの事に熱くなれるっていいなと改めて感じました。
投稿者 kei kawakami : 20:43
2007年03月26日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.09
『鴨川ホルモー』
万城目 学 (産業編集センター)
ホルモーって何よ?そこからすべてが始まる感じです。
とりあえず、そこから話が始まります。
そして、ホルモーに始まり、ホルモーに終わります。
よくもま〜こんな事が思いついたな〜っという感じで、
発想が面白くて、かなりシュール。
ちょっとお馬鹿な青春ストーリーといった感じでしょうか。
ホルモーという響きがいいですね。叫びたくないけどw
投稿者 kei kawakami : 13:05
2007年03月19日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.08
『風が強く吹いている』
三浦 しをん (新潮社)
物語が走り始めるかのように、ストレッチを始め、ウォームアップで体を温め、鼓動が高鳴る。
レースの始まりと共に徐々にスピートが加速していき、気がついたら、ゴールを迎え、あっという間に読み終えてしまった。
時に仲間の一人になったかのように感じ、時に自分が走っているかのように感じる。
また時には、沿道で声援送っている様に感じ、時にはゴールで仲間を信じて待ち続ける。
そして、喜びに満ち始める。今まで共に暮らしてきたかのように。共に走ってきたかのように。
完全に本の中へ吸い込まれてしまいました。
仲間を思いやり信じる事。何かにみんなで必死に打ち込む事。
ベタでシンプルだけど、どこまでも純粋で、そして少し羨ましくも思えました。
だからこそ本に吸い込まれてしまったんだと思います。
大変すばらしい本でした。
投稿者 kei kawakami : 11:23
2007年03月14日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.07
『名もなき毒』
宮部 みゆき (幻冬舎)
とても悲しい話でした。
人の嫉妬や妬み、侮辱という名もなき毒。
そして、毒に犯された復讐。そこに至るまでの経緯。
幸せな人にも毒がある。幸せな人が不幸な人に出会うと毒になる。
人は様々な環境に生まれ、それぞれが様々な過去やトラウマを背負って生きてる。
裕福な人もいれば、貧乏な人もいる。それは誰のせいでもない。
ただ時として人はそれを誰かのせいにしてしまう。せざる得ない。でないと耐えきれない。
でも、その行為は許されることではない。
どこかで崩れていった人との繋がり。
とてもやるせない感じがしましたが、
それは生きていく上で逃げる事のできない現実なんだなっと感じてしまいました。
投稿者 kei kawakami : 20:36
2007年03月06日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.06
『図書館戦争』
有川 浩 (メディアワークス)
設定が意味不明?でもどんどん読めるドラマ仕立ての物語。
正直、本の中の世界の設定(条例?法律?)を完全には把握できなかったのですが、
そんな設定は、全く関係なく、本の中の世界で繰り広げられる人間ドラマがとても面白かったです!
登場人物の掛け合いも面白いし。
手に取った印象は、若干分厚い感じがしますが、テレビドラマ的なストーリー展開なので、
とても読みやすく、読み始めたら止まりませんでした。
ドラマ化できますね。設定を再現するのが難しいですがw
ただ、読み終わった後に、ここで終わり?っといった物足りなさを感じました。
が、なんとまだ「図書館内乱」「図書館危機 」と続くらしいじゃないですか。全4巻になるらしい。
そんな感じの終わり方だと思いましたよ。これからが気になりましたもんw
まったく。完全にハマりました。勝手に本屋大賞終わったら続き読みます。
投稿者 kei kawakami : 17:07
2007年03月01日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.05
『失われた町』
三崎 亜記 (集英社)
失われた町とその町に関わる人々。切っても切り離せない繋がり。
様々な形で失われた町と関わっていく中で、
それぞれの責任や思い、宿命に苦悩し、どう生きるのか。
予想と反して、SF的なストーリーで、設定の世界が仮想の世界。
設定の世界ならではの、専門用語的な言葉が多く登場し、
慣れるまで少々困惑しました。
登場人物も多いため、話についていくのも大変な部分はありますが、
その複雑な世界の中で、徐々に一本の線になっていき、
最後まで読み終えた時、やっとその世界を理解でき、
パッと開けた感じが、とてもすっきりしました。
そして、何とも言えない人の暖かみのようなものを感じました。
少々複雑ではあるので、
理解した上でもう一度読み直しても楽しめると思います。
投稿者 kei kawakami : 12:36
2007年02月23日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.04
『ミーナの行進』
小川 洋子 (中央公論新社)
ぬくもりが感じられるような、優しいストーリーでした。
ただ、すべての出来事を平等に扱いすぎていてい、
話が淡々としすぎていたような気がします。
もうちょっと話に起伏があってもよかったかなっと。
時代設定が僕と重ならない部分があったので、
淡々と感じた部分があると思いますが・・・
もう少し歳をとってから読んでみたら、
もっと違った感じ方をするではないかと思いました。
5年、10年後にもう一度、読み直したい作品でした。
投稿者 kei kawakami : 13:19
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.04
『ミーナの行進』
小川 洋子 (中央公論新社)
ぬくもりが感じられるような、優しいストーリーでした。
ただ、すべての出来事を平等に扱いすぎていてい、
話が淡々としすぎていたような気がします。
もうちょっと話に起伏があってもよかったかなっと。
時代設定が僕と重ならない部分があったので、
淡々と感じた部分があると思いますが・・・
もう少し歳をとってから読んでみたら、
もっと違った感じ方をするではないかと思いました。
5年、10年後にもう一度、読み直したい作品でした。
投稿者 kei kawakami : 13:19
2007年02月19日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.03
次々と替わる語り手と文章の小気味好いテンポ。
個性溢れる登場人物とその登場人物達の口調が、
とても印象的で、とても新鮮な物語でした!
あまり深く考えずに、ドンドンと読んでいける
エンターテインメント系のファンタジー恋愛小説といった感じでしょうか?
映画化したら面白いだろうな〜っと思いました。
印象的には「嫌われ松子の一生」的な映画になるのではないかと思います。
とにかく楽しい。その一言ですね。
意味や理由を求めて「なんでそうなるの?」っと考えてしまったらダメです。
そのままを受け入れ、ただただ読む。その世界に浸り、ただ楽しむ。
中身がないと言われてしまえば、それまでだと思いますが、
「本から学ぶ」っという概念ではなく、「本を楽しむ」と考えたら、
すばらしいエンターテインメントだと思います!
投稿者 kei kawakami : 12:39
2007年02月15日
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.02
『終末のフール』
伊坂 幸太郎 (集英社)
僕が大好きな伊坂 幸太郎さんの作品。
8年後に小惑星が落ちてきて地球がなくなると発表されてから5年後の物語。
犯罪が当たり前のように起こり、秩序は乱れ、絶望で溢れた世界。
その中で、人はどう考えいきていくのか。それとも命を絶つのか。
仙台市の団地に住む人々の8つの物語。
設定からは、SF的は感じがしますが、
絶望の縁に立たされた人間たちが、嘆き、苦しみ、今までの人生を振り返り、
その中でどのようにして生きていくのか悩みながらも答えを見いだしていく、
心温まるストーリーでとても気分よく読み終えました。
ストーリーの成り立ちとしては、「死神の精度 」的な伊坂お得意の感じのオムニバスです。
本の中の世界の設定を読み込めてしまえば、あとはすんなりと読み終えてしまう感じです。
本を読み慣れた人には若干物足りなさを感じると思いますが、
逆に僕にはスッキリとしていて、歯切れの良い感じがしました。
きっと、ふと思い立った拍子に手に取って、また読みたくなる本だと思います。
「物足りない感じ」か「あっさりとした感じ」と取るかで大きく評価が変わってくる感じがします。
印象的には弱いけれど、頭の隅に残っていて、たまに恋しくなるようなそんな感じでした。
投稿者 kei kawakami : 12:43
[asobi | books*]勝手に本屋大賞 / Entry No.01
『陰日向に咲く』
劇団ひとり (幻冬舎)
言わずと知れた、お笑い芸人の劇団ひとりさんが執筆し、話題になった本。
僕が唯一、ノミネート作品の中で読んでいた本でもある。
話題性ではノミネート作品の中で今年一番話題になった本でないかと思う。
内容的にも良くできていて、オムニバス形式のストーリーの中に微妙な接点を加え、
見事な仕上がりになってる。
話題性と現代的な人々の考え方の描写などが強みだと思う。
小説家顔負けな文才である事は確かだと思うが、
本屋大賞ノミネート作品の作家の中で抜け出しているかと考えると少々厳しい気がする。
文章のスタイルが似ている伊坂 幸太郎さんがノミネートされているために、
完成度を比較されると思うので、完成度を考えると大賞は難しいと思う。
とりあえず、この本を基準に他の本を比べていこうと思う。
投稿者 kei kawakami : 11:56
2005年11月12日
[asobi | books*] 松永真、デザインの話。+11

松永真、デザインの話。+11
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この本を読んで、久々に尊敬できる人を見つけた。
デザイナーとしてではなく、人間として松永真さんを尊敬する事ができた。
正直な話、この本を読むまで、それほど松永 真さんに知らなかった。
知ってる作品も東京三菱銀行とベネッセとUNOのロゴぐらいだと思う。
この本を読んで、ブレンディーやスコッティーなども作品なのだと知った。
日常にとけ込んでいるデザイン。今までは特に際立ったものには感じられなかった。
ただよくよく考えると、インスタントコーヒーを買う時、不思議とブレンディーを買っている気がするし、
ティッシュを買う時、不思議とスコッティーを選んでる気がする。
きっと日常の中にとけ込む心地のよいデザインなのだろうと思う。
なんとなく手にとってしまい、なんとなく部屋にあり、違和感がないからまた手にとる。
決して、格好いいとかスタイリッシュとかいうわけではないが、
松永さんのデザインにはどこか人間らしさを感じてしまう。とても温かい気がする。
そして、それは松永真という人間味なのだと、この本を読んでわかった。
きっとそんなものが人を身につけるのだと思う。
ちょっと自分の中で、デザインの方向性が見えて来た気がする。
↓松永 真さんについて
松永 真 / グラフィックデザイナー。
1940年東京生まれ。東京芸術大学美術学部卒。資生堂宣伝部を経て、1971年松永真デザイン事務所設立。ポスター、CI計画、パッケージなどのグラフィックデザインを主軸にドローイングやモニュメントまで広範囲なクリエイティブ活動を行う。セゾン美術館「松永真のデザイン展—日常性の美学」ほか、ニューヨーク、ワルシャワ、プエルトリコ、オステンドなど海外での大規模な個展も多い。東京ADC賞、毎日デザイン賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞・名誉賞、芸術選奨文部大臣新人賞、イコグラダ大賞など受賞多数。ニューヨーク近代美術館など国内外六十七ヵ所に多くの作品が永久保存。東京芸術大学客員教授。東京ADC委員。JAGDA理事。国際グラフィック連盟(AGI)会員。日本デザインコミッティ委員。
投稿者 kei kawakami : 00:02 | トラックバック
2005年07月26日
[asobi | books*] I LOVE YOU

I LOVE YOU
なんだか不思議な感じの本だった。すごくいい「ちょっといい話」というかなんというか・・・
6人の織りなすオムニバスの短編集。市川 拓司 さんが入っていたので、なんとなく買ってみた。少し切なくでも、読み終えた後とてもさわやかだった。様々な角度から見たI LOVE YOU。
どの作品も一線離れたちょっと変わった視点やシュチュエーション。みんな独特の視点から描かれていて、各作家の個性が出ていて、でも不思議と一つの本として、統一感があり、とても共感がもてた。
不思議な感じがするけど、なんか一つ一つの話に納得でき、素敵な物語だった。
一つの恋にさまざまなドラマがあり、そこに関わっているのは、2人だけではなく、いろいろな人の人生の一部になっているということ。これから進む道と来た道、別々の道を歩き始める人とまた交わる人。人を好きになるって事って、とても素敵な事だな〜っと感じてしまった。
とてもいい「ちょっといい話」の本でした!
↓内容はこちら
I love you
伊坂 幸太郎 (著), 石田 衣良 (著), 市川 拓司 (著), 中田 永一 (著), 中村 航 (著), 本多 孝好 (著)
愛してる、って言葉だけじゃ足りない(オール書下ろし)恋愛には物語がある。
初めて異性を意識しはじめたとき、相手とのあいだに微妙な距離感を感じたとき、初恋の同級生との再会を果たしたとき、そして別れを予感したとき…。
さまざまな断片から生まれるストーリーを、現在もっとも注目を集める男性作家たちが紡ぐ、至高の恋愛アンソロジー
投稿者 kei kawakami : 22:34 | トラックバック
2005年07月06日
[asobi | books*]四日間の奇蹟
もともと映画が気になっていたのだが、
友達の薦めで本を読む事にした。
単行本でありながら、結構な厚みがあるため、
読むのに時間がかかるかと思いきや、
とても読みやすい文章と物語でどんどんと引き込まれた。
「信じるという事は、人間の脳に与えられた偉大な力の一つだぞ」
そんな言葉が印象的だった。
昔、「人を信じることができないより、人に信じてもらえない方がつらい」
なんて事を考えていた時期があった。今でもそんな風に思っている。
だた、人を信じる事ができるからこそ、
信じてもらえないのがつらいっと感じるのであって、
そう考えると「人間の脳に与えられた偉大な力の一つ」を持っている僕は、
結構、幸せ者なのではないかっと思う。
人を信じるという事。人から信じてもらえるという事。
言葉にすると薄っぺらいが、人を信じるという事はとても難しい事だと思う。
↓内容はこちら
脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する奇蹟。ひとつの不思議なできごとが人々のもうひとつの顔を浮かび上がらす ....
内容
第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
投稿者 kei kawakami : 00:40 | トラックバック
2005年05月25日
[asobi | books*]der Weg nach Basel
der Weg nach Basel
知る人ぞ知るHelmut Schmidさんの本です。
あの宇宙へ行ったポカリスエットのロゴをデザインした人です。
偶然、青山ブックセンターでサイン入りの本を見つけたので買ってしまいました。
すばらしいタイポグラファーです。計算し尽くされたデザインに、
これぞタイポグラフィーっといった感じで、ほんとに洗練されてます。
「文字と文字の間に神は宿る」
by小泉 均 (「タイポグラフィの読み方」より)
まさにそんな感じの本です。
↓詳しくはこちら
編著者の序文より
スイスのバーゼルにあるアルゲマイネ・ゲヴェルベシュール・バーゼル(Allgemeine Gewwerbeschule Basel 現在は Hochschule fuer Gestaltung und Kunst Baselとなり、バーゼル造形芸術大学と訳されている)においては、『ノイエ・グラフィック』『ウルム』などの雑誌がモダンデザインに注目するのに何年も先駈けて、誠実で繊細でコンテンポラリーなタイポグラフィが展開されていた。
バーゼル・スクールではアシンメトリーなタイポグラフィが実践されていた。フォルムとカウンターフォルム、印刷された部分とされない部分の共鳴によって得られたタイポグラフィ。今日なお、自然な簡潔さがもたらす優美さと時間を越えた価値をもつタイポグラフィである。
教師のエミール・ルーダーとロベルト・ビュヒラーの思想と仕事は、バーゼル・スクールの基本理念に従ってデザインされた『TM誌 ティポグラフィシェ・モナーツブレッテル』を通じてスイス国外にも広くいきわたった。
1950−60年代のバーゼルは、特にエミール・ルーダーの作品とパーソナリティを通じて、各国から集まった若いタイポグラファやグラフィックデザイナーの集合地点であった。ルーダーは広汎で重要な基盤において、デザインのための良心を目覚めさせてくれた。
ルーダーは植字見習い工、印刷見習い工のクラスを教え、若いデザイナーたちにタイポグラフィを教えた。そのいっぽう、ルーダーはまたスイスの印刷業協会が主催によって広く一般に公開されていた夜間講座に、書籍印刷のための専門課程を創設して教育した。そこでのタイポグラフィのためのデザインコースとは、1956−68年の間に開講されたもので、年に2−3人といった少人数が定員であった。そのためもあってここに入学を許可されたすべての者にとっては、その一生を支える教育となった。
『バーゼルへの道』はモダン・タイポグラフィのこの創造に満ちた時代を記録にとどめておこうとするものである。今日ダザイナーあるいはデザイン教育者として国際的に活躍しているルーダーの教え子たちが、おのおのの思い出をかたり、バーゼル時代の自作を提示し、あわせて影響をうけた作品をあげている。
エミール・ルーダーのタイポグラフィは生きている。なぜならそれは、仕事が新しくなれば、それ自身も新しくなるという柔軟性をそなえているからである。それらはまた、ルーダーがのこしたポスターや書物などといった、クリスタルのように透明な作品に表れている。そしてそれはまた本書『バーゼルへの道』に寄せられた教え子たちの述懐と作品によっても表されている。
投稿者 kei kawakami : 19:40 | トラックバック
2005年02月01日
[asobi | books*] 弘海 -息子が海に還る朝
平凡な小学生・弘海の体に異変が起こり、水の中を好むようになる。弘海の病状は悪化の一途をたどるが、水の中にいるときは不思議と元気を取り戻していく。息子のことを心配した両親は、世界中に弘海と同じような病状を持つ子供が数多く存在することを知るが…。
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著者からのコメント
いつものように、ぼくの隣にいる女性にまず読んでもらったら、「もしかしたら、一番好きかもしれない」って、言葉が返ってきました。子供の成長を見守る夫婦の話です。
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だそうです。市川拓司さんの新作です。今まですべての作品を読んでいるので、早速予約をしてしまいました。早く届かないかな〜楽しみです。
感想はこちら↓
とてもシンプルでさわやかな話でした。
だれでも親になれば、こんな事を感じるのだろう・・・
とそんな事を考えてしました。
多くの親たちがこのときがくるであろう旅立ち。
そんなどこにでもあるような変哲のないありふれた話を
1つのアクセントとあたたかな登場人物で、よい物語になっていると思います。
きっと親になって、この本を読むと今の何十倍もの涙を流すのだろうと・・・
そして、そのような父親になりたいと・・・そんな風に思いました。
投稿者 kei kawakami : 11:42 | トラックバック
2004年12月21日
[asobi | Books*]“芸術”が終わった後の“アート”
「“芸術”が終わった後の“アート”」と言う本を読んだ。タイトルにとてもインパクトがあり、とても興味を引かれて読んでみたが、実際とても面白くない・・・っというのも、デザイン、アートに関して自分が好きな分野の知識しかなく、しかもその知識が曖昧な僕にとって、有名な美術評論家の名前を出されたところでわかるはずもない。きっとキュリエイターを目指す人にとってはとても参考になるのではないか?っと思う。ただ面白くはないものの、歴史の流れとアートの結びつきなど、学ぶべきものは多かった。アートというものがなんなのか?それに対して、はっきりした答えはないものの、その存在は絶えず広がり続け、時代とともに変化し続けている。時代背景から生まれるアートの変化。そんなものを見ていくとアートと言うものが人の歴史のように感じられた。それまで肖像画や宗教画など、目て見たものをそのまま描くようものが多かった。
時代背景を見るとそれまで身分というものがあり、決められたものを決められたように人は生きていた。
ただある時から、人類は人間の平等と自由を求めだす。人類の平等を求め、自由を求めだす。
この自由というものの存在がアートというものを生み出したと思う。
目では見えない、自分の内側にあるモノ。それまでは許されることのなかったこと。
そんなものを自由を求めるがゆえに生まれたのがアートなのではないかと思う。
鮮明な表現から、抽象的なものへ。そして、抽象的になりすぎた表現から、シンプルなモノヘ。
シンプルなものでは面白くないので、見た人に考えさせるコンセプチャルなモノへ。
コンセプチャルなモノでは見た人が疲れてしまうので、もっとキッチュでポップなモノへ。
そしてそこからまだまだ新しいモノが広がっていくのだと思う。
現在、過去、未来。
現在に僕らは生きている。そんなこと当たり前のことだか、
同時に過去と未来というものも持ち合わせている。
来た場所と向かう場所。そして今。なんらかの出来事があって、
今の僕らがある。そして今の僕らが向かう先がある。
そんなことを考えていると、今の自分に物足りなさを感じてしまった。
過去とは、学ぶべき場所であり、未来とは見据えるべき場所である。
ただ僕らがいるのは現在である。それは変わるものではない。
だた僕らがいる現在の中に過去と未来が常に存在することも確かである。
歴史は繰り返されると言う。なぜ繰り返されるのか?
過去に学び、未来を見据え、今を生きる。
そんなことがとても大事なような気がした。
アートの歴史の本を読んでいてそんなことを感じた。
生きる上でもっとも必要のないものと思われるアート。
でもそこには、人の目には見えない、言葉では言い表せない
大切なモノが込められている。そんな気がした。













