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2005年05月25日

[asobi | books*]der Weg nach Basel

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der Weg nach Basel

知る人ぞ知るHelmut Schmidさんの本です。
あの宇宙へ行ったポカリスエットのロゴをデザインした人です。
偶然、青山ブックセンターでサイン入りの本を見つけたので買ってしまいました。
すばらしいタイポグラファーです。計算し尽くされたデザインに、
これぞタイポグラフィーっといった感じで、ほんとに洗練されてます。

「文字と文字の間に神は宿る」
by小泉 均 (「タイポグラフィの読み方」より)

まさにそんな感じの本です。

↓詳しくはこちら

編著者の序文より

スイスのバーゼルにあるアルゲマイネ・ゲヴェルベシュール・バーゼル(Allgemeine Gewwerbeschule Basel 現在は Hochschule fuer Gestaltung und Kunst Baselとなり、バーゼル造形芸術大学と訳されている)においては、『ノイエ・グラフィック』『ウルム』などの雑誌がモダンデザインに注目するのに何年も先駈けて、誠実で繊細でコンテンポラリーなタイポグラフィが展開されていた。

バーゼル・スクールではアシンメトリーなタイポグラフィが実践されていた。フォルムとカウンターフォルム、印刷された部分とされない部分の共鳴によって得られたタイポグラフィ。今日なお、自然な簡潔さがもたらす優美さと時間を越えた価値をもつタイポグラフィである。

教師のエミール・ルーダーとロベルト・ビュヒラーの思想と仕事は、バーゼル・スクールの基本理念に従ってデザインされた『TM誌 ティポグラフィシェ・モナーツブレッテル』を通じてスイス国外にも広くいきわたった。

1950−60年代のバーゼルは、特にエミール・ルーダーの作品とパーソナリティを通じて、各国から集まった若いタイポグラファやグラフィックデザイナーの集合地点であった。ルーダーは広汎で重要な基盤において、デザインのための良心を目覚めさせてくれた。

ルーダーは植字見習い工、印刷見習い工のクラスを教え、若いデザイナーたちにタイポグラフィを教えた。そのいっぽう、ルーダーはまたスイスの印刷業協会が主催によって広く一般に公開されていた夜間講座に、書籍印刷のための専門課程を創設して教育した。そこでのタイポグラフィのためのデザインコースとは、1956−68年の間に開講されたもので、年に2−3人といった少人数が定員であった。そのためもあってここに入学を許可されたすべての者にとっては、その一生を支える教育となった。

『バーゼルへの道』はモダン・タイポグラフィのこの創造に満ちた時代を記録にとどめておこうとするものである。今日ダザイナーあるいはデザイン教育者として国際的に活躍しているルーダーの教え子たちが、おのおのの思い出をかたり、バーゼル時代の自作を提示し、あわせて影響をうけた作品をあげている。

エミール・ルーダーのタイポグラフィは生きている。なぜならそれは、仕事が新しくなれば、それ自身も新しくなるという柔軟性をそなえているからである。それらはまた、ルーダーがのこしたポスターや書物などといった、クリスタルのように透明な作品に表れている。そしてそれはまた本書『バーゼルへの道』に寄せられた教え子たちの述懐と作品によっても表されている。

投稿者 kei kawakami : 2005年05月25日 19:40

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