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2004年12月21日
[asobi | Books*]“芸術”が終わった後の“アート”
「“芸術”が終わった後の“アート”」と言う本を読んだ。タイトルにとてもインパクトがあり、とても興味を引かれて読んでみたが、実際とても面白くない・・・っというのも、デザイン、アートに関して自分が好きな分野の知識しかなく、しかもその知識が曖昧な僕にとって、有名な美術評論家の名前を出されたところでわかるはずもない。きっとキュリエイターを目指す人にとってはとても参考になるのではないか?っと思う。ただ面白くはないものの、歴史の流れとアートの結びつきなど、学ぶべきものは多かった。アートというものがなんなのか?それに対して、はっきりした答えはないものの、その存在は絶えず広がり続け、時代とともに変化し続けている。時代背景から生まれるアートの変化。そんなものを見ていくとアートと言うものが人の歴史のように感じられた。それまで肖像画や宗教画など、目て見たものをそのまま描くようものが多かった。
時代背景を見るとそれまで身分というものがあり、決められたものを決められたように人は生きていた。
ただある時から、人類は人間の平等と自由を求めだす。人類の平等を求め、自由を求めだす。
この自由というものの存在がアートというものを生み出したと思う。
目では見えない、自分の内側にあるモノ。それまでは許されることのなかったこと。
そんなものを自由を求めるがゆえに生まれたのがアートなのではないかと思う。
鮮明な表現から、抽象的なものへ。そして、抽象的になりすぎた表現から、シンプルなモノヘ。
シンプルなものでは面白くないので、見た人に考えさせるコンセプチャルなモノへ。
コンセプチャルなモノでは見た人が疲れてしまうので、もっとキッチュでポップなモノへ。
そしてそこからまだまだ新しいモノが広がっていくのだと思う。
現在、過去、未来。
現在に僕らは生きている。そんなこと当たり前のことだか、
同時に過去と未来というものも持ち合わせている。
来た場所と向かう場所。そして今。なんらかの出来事があって、
今の僕らがある。そして今の僕らが向かう先がある。
そんなことを考えていると、今の自分に物足りなさを感じてしまった。
過去とは、学ぶべき場所であり、未来とは見据えるべき場所である。
ただ僕らがいるのは現在である。それは変わるものではない。
だた僕らがいる現在の中に過去と未来が常に存在することも確かである。
歴史は繰り返されると言う。なぜ繰り返されるのか?
過去に学び、未来を見据え、今を生きる。
そんなことがとても大事なような気がした。
アートの歴史の本を読んでいてそんなことを感じた。
生きる上でもっとも必要のないものと思われるアート。
でもそこには、人の目には見えない、言葉では言い表せない
大切なモノが込められている。そんな気がした。
投稿者 kei kawakami : 2004年12月21日 11:40
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